ポポビッチ新監督・溝畑宏社長・原靖取締強化部長コメント
トリニータのランコ・ポポビッチ新監督(42)が記者会見を行いました。(2009.7.20)
◆ポポヴィッチ監督コメント
こんにちは。今日、多くの方に来てもらって感謝をします。
チームは現在、非常に厳しい状況であることは理解しています。
自分の信念と持てる能力を最大限に発揮して、「ミラクル」を起こしたいと思います。
昨年、大分はいい成績を残していましたが、今季は勝てないでいます。
サッカーは、いつも新しいことに挑戦し、選手達に刺激を与えなければ、このような状態になってしまう難しいスポーツです。
大分の選手は誰もが可能性を秘めており、クオリティーも高いです。
選手達の可能性を引出して、練習でチームの可能性を高めていきたいと思います。
絶対に諦めない姿勢を植えつけたいです。
いろいろ喋るより、ピッチ内ですることを見てください。
選手たちは、今はプロとして当然のことながらお金を稼ぐという環境にありますが、彼らもサッカーを始めたころは純粋にサッカーを楽しみたい、サッカーが上手くなりたいという気持ちでサッカーをやってきたはず。
サッカーを楽しめる状況を作りたい。
シーズンが終わったときに笑っていられるようにしたいと思います。
最後に、浦和戦(第18節)をみて、素晴らしいサポーターがいるのが分かりました。
このチームはサポーターに支えられながら、良い試合ができています。
サポーターの押しが不可欠ですので、是非ともこれまで以上に熱い声援をお願いしたいと思います。
大分に来ることができて嬉しく思っています。
ありがとうございました。
浦和戦でのチームの印象は?
「監督としては見ていない。ここで私の評価を話すことはできない。」
前監督のサッカーを引き継ぐのか、それともゼロから自分のサッカーを作るのですか?
「私はシャムスカ前監督の指導については分かりませんので、私なりのサッカーを作っていきます。選手の能力をみて、ベテラン、若手は関係なく、チーム内競争をさせて、試合に出たい、勝ちたいという気持ちを強く持った選手を使っていきたいと思います。」
非公開練習を行う予定は?
「選手がかなり疲れていて、そんな疲れた顔をメディアの方々に見せたくない時はは非公開にしたいですね(笑)ただし、体はそんなに疲れることはないでしょう。ただし頭は疲れるでしょうね。頭の中から変えていかなければなりません。」
どのようなサッカーを目指していますか?
「どのようなサッカーが見たいですか?攻撃的?だったら攻撃的なチームをつくりましょう(笑)」
大分のオファーを受けた理由は?
「大分に来ることは1つのチャレンジ。厳しい状況下でチャレンジしたいと思いました。社長や原さんと話しをして、育成型のチームで、選手を鍛え直さなければならないと聞きました。ビッグクラブであれば選手を買ってチームをつくればいいが、大分は下部組織と一体となってチームを作っていかなければいけない。私にマジックはありませんが、花を買ってきて鑑賞するより、種に水や肥料を与え、季節や環境に合わせて育てていく方が面白い。みなさんも経験あるでしょうが、自分で育てた花は綺麗です。私も自分の花を咲かせたい。」
指導する上で心がけていることは?
「ひとつではありません。大事なことはいくつもあって、戦術、技術、体力、哲学といったすべての要素を均等に考えなければなりません。何より大事なのは、自分のポテンシャルを信じること。諦めることなく、続けていくことが重要なのです。」
次のガンバ戦に向けてはどのような指導を?
「短い期間ですが、選手たちに自信を与えることから始めます。コミュニケーションをしっかりととって、モチベーションを高めることで、チームに一体感を持たせガンバ戦を迎えたいと思います。」
ミラクルを起こすために必要なことは?
「夢というのは寝ているだけでは実現できません。眠っている時の夢でなく、仕事で夢を達成するのは困難です。私はプロサッカー選手になりたいという夢を信じ、幼い頃からサッカーを続け、プロ選手になれました。これが私の思い出の中では一番のミラクルです。」
具体的にミラクルを実現するには?
「毎日練習して、ひとつひとつの試合に向け勝つことだけを考えます。ひとつずつ勝つ、それがミラクルを起こします。」
◆溝畑宏社長コメント
まず2005年9月以降チームを指揮し、クラブと苦楽を共にしたシャムスカ前監督に感謝と尊敬の気持ちを現したい。
この気持ちは今でも変わらないし、サッカーを仕事とする者として、これからもいい関係を築いていきたい。
ポポビッチ監督の就任に関しては、成績不振によるものと、チームを活性化するため。
また中、長期的な視点からクラブを再建するため、ポポヴィッチ氏にお願いしました。
クラブは育成型の原点に帰るつもりです。
シャムスカ前監督がもたらした勝利の味を踏まえつつ、一歩踏み込んで地方クラブとして育成の原点に戻りたい。
原点となるのは(2003年J1第2節の)千葉と対戦して0-4で負けた試合。
シュート数が相手27本に対しウチは2本。
サッカーの次元が違い、ボールと人が動くサッカーに衝撃を受けました。
選手も若手に切り替わっていて、我々が目指す指針となりました。
これから中、長期的な発展を続けるために原点からブレることなく成長を続けたい。
ポポヴィッチ監督は、シャムスカ前監督が4年前にチーム経営、育成型を目指すクラブを理解し、大分に飛び込んできてくれたときと同じ感じを受けています。
情熱と新しいサッカーを築こうとする気持ちがあります。
彼に求めていることは、日本一の質の高い練習。
日本一の感動を与える試合をして欲しい。
我々は温かく、できる限りのサポートをしたいと思っています。
◆原靖取締強化部長コメント
ポポヴィッチ監督との初めての接触は今年の5月頃。
セルビアのレッドスターに視察に行ったときに紹介されました。
そこから電話やメールでやりとりをしました。
今回の就任は、社長が話したように成績不振と来季以降を見据えてのもの。
選手を更に鍛え日本代表に送り出し、世界に飛びだすような集団にしたい。
選手はサッカーで食っているので、毎日の練習は仕事です。
そこを充実するために、これからは厳しい環境で練習に取り組んでもらいます。
ポポヴィッチ監督は選手時代、オシムさんのもとで中心選手として活躍しています。
その流れをくんで、選手をビシビシ鍛えて欲しいです。
戦術は緻密で日々の練習を通じて身体にしみ込ませるタイプの監督。
オシムさんが指揮していた頃の千葉のようになると思います。
あとはピッチでの仕事をみて、皆さんには判断して欲しいです。
ポポビッチ新監督は、25日のG大阪戦(大阪・万博記念競技場)から指揮をとる予定。
関連記事: 大分トリニータ試合速報(2009.7.18)
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◆ポポヴィッチ監督コメント
こんにちは。今日、多くの方に来てもらって感謝をします。
チームは現在、非常に厳しい状況であることは理解しています。
自分の信念と持てる能力を最大限に発揮して、「ミラクル」を起こしたいと思います。
昨年、大分はいい成績を残していましたが、今季は勝てないでいます。
サッカーは、いつも新しいことに挑戦し、選手達に刺激を与えなければ、このような状態になってしまう難しいスポーツです。
大分の選手は誰もが可能性を秘めており、クオリティーも高いです。
選手達の可能性を引出して、練習でチームの可能性を高めていきたいと思います。
絶対に諦めない姿勢を植えつけたいです。
いろいろ喋るより、ピッチ内ですることを見てください。
選手たちは、今はプロとして当然のことながらお金を稼ぐという環境にありますが、彼らもサッカーを始めたころは純粋にサッカーを楽しみたい、サッカーが上手くなりたいという気持ちでサッカーをやってきたはず。
サッカーを楽しめる状況を作りたい。
シーズンが終わったときに笑っていられるようにしたいと思います。
最後に、浦和戦(第18節)をみて、素晴らしいサポーターがいるのが分かりました。
このチームはサポーターに支えられながら、良い試合ができています。
サポーターの押しが不可欠ですので、是非ともこれまで以上に熱い声援をお願いしたいと思います。
大分に来ることができて嬉しく思っています。
ありがとうございました。

「監督としては見ていない。ここで私の評価を話すことはできない。」

「私はシャムスカ前監督の指導については分かりませんので、私なりのサッカーを作っていきます。選手の能力をみて、ベテラン、若手は関係なく、チーム内競争をさせて、試合に出たい、勝ちたいという気持ちを強く持った選手を使っていきたいと思います。」

「選手がかなり疲れていて、そんな疲れた顔をメディアの方々に見せたくない時はは非公開にしたいですね(笑)ただし、体はそんなに疲れることはないでしょう。ただし頭は疲れるでしょうね。頭の中から変えていかなければなりません。」

「どのようなサッカーが見たいですか?攻撃的?だったら攻撃的なチームをつくりましょう(笑)」

「大分に来ることは1つのチャレンジ。厳しい状況下でチャレンジしたいと思いました。社長や原さんと話しをして、育成型のチームで、選手を鍛え直さなければならないと聞きました。ビッグクラブであれば選手を買ってチームをつくればいいが、大分は下部組織と一体となってチームを作っていかなければいけない。私にマジックはありませんが、花を買ってきて鑑賞するより、種に水や肥料を与え、季節や環境に合わせて育てていく方が面白い。みなさんも経験あるでしょうが、自分で育てた花は綺麗です。私も自分の花を咲かせたい。」

「ひとつではありません。大事なことはいくつもあって、戦術、技術、体力、哲学といったすべての要素を均等に考えなければなりません。何より大事なのは、自分のポテンシャルを信じること。諦めることなく、続けていくことが重要なのです。」

「短い期間ですが、選手たちに自信を与えることから始めます。コミュニケーションをしっかりととって、モチベーションを高めることで、チームに一体感を持たせガンバ戦を迎えたいと思います。」

「夢というのは寝ているだけでは実現できません。眠っている時の夢でなく、仕事で夢を達成するのは困難です。私はプロサッカー選手になりたいという夢を信じ、幼い頃からサッカーを続け、プロ選手になれました。これが私の思い出の中では一番のミラクルです。」

「毎日練習して、ひとつひとつの試合に向け勝つことだけを考えます。ひとつずつ勝つ、それがミラクルを起こします。」
◆溝畑宏社長コメント
まず2005年9月以降チームを指揮し、クラブと苦楽を共にしたシャムスカ前監督に感謝と尊敬の気持ちを現したい。
この気持ちは今でも変わらないし、サッカーを仕事とする者として、これからもいい関係を築いていきたい。
ポポビッチ監督の就任に関しては、成績不振によるものと、チームを活性化するため。
また中、長期的な視点からクラブを再建するため、ポポヴィッチ氏にお願いしました。
クラブは育成型の原点に帰るつもりです。
シャムスカ前監督がもたらした勝利の味を踏まえつつ、一歩踏み込んで地方クラブとして育成の原点に戻りたい。
原点となるのは(2003年J1第2節の)千葉と対戦して0-4で負けた試合。
シュート数が相手27本に対しウチは2本。
サッカーの次元が違い、ボールと人が動くサッカーに衝撃を受けました。
選手も若手に切り替わっていて、我々が目指す指針となりました。
これから中、長期的な発展を続けるために原点からブレることなく成長を続けたい。
ポポヴィッチ監督は、シャムスカ前監督が4年前にチーム経営、育成型を目指すクラブを理解し、大分に飛び込んできてくれたときと同じ感じを受けています。
情熱と新しいサッカーを築こうとする気持ちがあります。
彼に求めていることは、日本一の質の高い練習。
日本一の感動を与える試合をして欲しい。
我々は温かく、できる限りのサポートをしたいと思っています。
◆原靖取締強化部長コメント
ポポヴィッチ監督との初めての接触は今年の5月頃。
セルビアのレッドスターに視察に行ったときに紹介されました。
そこから電話やメールでやりとりをしました。
今回の就任は、社長が話したように成績不振と来季以降を見据えてのもの。
選手を更に鍛え日本代表に送り出し、世界に飛びだすような集団にしたい。
選手はサッカーで食っているので、毎日の練習は仕事です。
そこを充実するために、これからは厳しい環境で練習に取り組んでもらいます。
ポポヴィッチ監督は選手時代、オシムさんのもとで中心選手として活躍しています。
その流れをくんで、選手をビシビシ鍛えて欲しいです。
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